pannacotta_yamamotoの映画紹介

趣味で映画の感想を書いています

泣ける映画ランキング

ワンダー 君は太陽

オーガストこと”オギー”はふつうの10歳の男の子。ただし、“顔”以外は…。 生まれつき人と違う顔をもつ少年・オギ―(ジェイコブ・トレンブレイ)は、幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見からじろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同級生たちが徐々に変わっていく…。

もうずっとボロボロと涙が止まらない。
オギーだけが特別じゃなく、他の登場人物の視点でも描かれているのが良かった。

校長も、友達も家族も皆最高。
特にジャックはいじめっ子を殴ってけど理由を絶対に言おうとしないところにめちゃくちゃ泣けた。なんて素敵な友情なんだろう。
私がもしあのクラスにいたら、最初からオギーと仲良く出来たのだろうか

これからオギーには困難が待っているかもしれないと思ったけど、それは他の登場人物も同じで、みんな闘っていてみんな変わっていて誰一人特別なんかじゃない。
でも皆特別な人生を歩んでいく

「正しいことと親切なこと、選ぶなら親切なことを」

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チョコレートドーナツ

マルコが好きだったもの。人形のアシュリー、ディスコダンス、ハッピーエンドのおとぎ話、そしてチョコレートドーナツ。マルコは僕らに家族をくれた。僕らはマルコをなにがあっても守ると約束した。僕たちは忘れない。マルコと過ごした愛しい日々 

○きっと自分も差別の当事者だ

人はそれぞれに
「主観的善悪の基準」を持っていて
集団の中、個人の持つ基準は押し潰され
集団の基準が優先される。
個々人が声を上げても届かない。

自分自身が、
「善」と思って行動したことが
実は相手を傷つけていたり、
「悪」と思って見ていたものが
実は視点を変えると違くみえたり、
してるのだと気付かされた。

その善悪の基準は、
周りの環境である「集団の基準」に大きく影響されながら構成されていると思う。
他人事ではないんだと改めて感じた。

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湯を沸かすほどの熱い愛

死にゆく母の熱い想いと、想像もつかない驚きのラストに、涙と生きる力がほとばしる家族の愛の物語。 銭湯「幸 さちの湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔 し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。 家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる。 気が優しすぎる娘を独り立ちさせる。 娘をある人に会わせる。 その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。そして家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意する。 

お母ちゃん、お父ちゃん、安澄、鮎子、拓海くん、滝本さん、全員が愛おしい。誰ひとり欠けてはいけない。

クズ夫なのにオダジョーが演じると憎めない。

病院の窓のシーン、拓海くんと双葉の車の裏でのシーン、好きなシーンを挙げると切りがない。

映画的なラストからのタイトル「ドンッ!」はお見事の一言。

余命物によくある感動ポルノにならず、鑑賞後に前向きな勇気をもらえる。

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きみに読む物語

365通の手紙。白鳥の住む湖。-あの雨の匂い。想い出が少しずつ、きみからこぼれていく。だから、きみが思い出すまで、ぼくは読む。憶えているだろうか。きみはまだ、17歳だった-。ある老人ホーム。初老を迎えてはいるが、未だに美しさを失っていないアリーは夢想に浸っている。そんなアリーに「もう寝る時間だよ」と優しく声をかける、デュークと名乗る一人の男。彼を見つめるアリーの目には、最愛の夫ノアが、デュークの姿と重なりあって写っている。デュークが彼女の横に置いてあるノートを手に取る。そこには二羽の鳥の絵と、美しい女性の写真が飾られている。「これは誰なの?」と問いかけるアリーに対して、「それはアリー、君だよ」と答えるデューク。「これは本当に私なの?」と問い続ける彼女を見つめながら、デュークはそのノートを開きやさしく読み始めるのだった。語られるのは、1940年代のアメリカ南部の小さな町の、きらめくような物語。

一人の人を愛しぬいてしにたい。
たくさん想われて、いい人生だったって、思いたい。

愛することは生きること。生命の活力

ノアが頭から離れない

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ショーシャンクの空に

スティーヴン・キングの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」をフランク・ダラボン監督が映画化。無実の罪で刑務所に収監されたアンディは、30年にも及ぶ刑務所生活にもめげず、強い意志で奇跡を起こす。  

最初から引き込まれてあっという間の143分でした。
丁寧に描かれた前半にグイグイ引き込まれ、終盤まさかの展開に「えっ!」となり、そこからは涙を拭きながら…ラストシーンでは嗚咽。

この作品のテーマは「希望」
どんなに苦しい時も希望だけは失ってはいけないということを教えてもらえた気がします。
観た人全てに勇気を与えてくれる作品!

 

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行先不透明な現状に不安になり広まるコロナ鬱、
行先不透明なのは今だけなのか?これまでだってこの先だって何が起きるかわからない。
コロナだって誰も想像していなかったし、バブル崩壊リーマンショック、大震災も誰も想像してない。
もう一度聞く。行先不透明なのは今だけなのか?
現状が続くなんてあり得ない。安定だって。
いつかインターネットが無くなってしまうかもしれないし戦争が始まるかもしれないし、東京が首都じゃ無くなることだってあるかもしれない。
行先不透明とは何なのか。
いつだって強く居られるのは誰なのか。